惑星にちなんだ曲

こんにちは、canadiris音楽教室です。
昨夜は皆既月食がありましたね。関東圏は晴れていて、私も赤銅色の月を見ることができました。普段忙しくしていると月や星が出ているのを意識することが少なくなってしまいますが、こうしてゆっくり空を見上げて穏やかな時間を過ごすのもいいものですね。

今回は天体の話題から、惑星にちなんだ曲についてです。イギリスの作曲家グスターヴ・ホルスト作曲『惑星(組曲)』、皆さんご存じでしょうか?
7つの楽章からなり、それぞれ「火星-戦争をもたらす者-」「金星-平和をもたらす者-」「水星-翼のある使者-」「木星-快楽をもたらす者-」「土星-老いをもたらす者-」「天王星-魔術師-」「海王星-神秘主義者-」と惑星の名がつけられています。「木星」は、平原綾香さんが中間部の旋律をアレンジして日本語の歌詞で歌った『Jupiter』で聴いたことのある方も多いかもしれませんね。元々は管弦楽のための曲ですので、今回はNDR radiophilharmonie(ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団)による演奏動画をご紹介します。1つ1つの楽章はそれほど長くなく、それぞれ副題のイメージを美しく表現しているのでぜひ聴いてみて下さい。ちなみに「木星」は第4楽章(動画では19:34~、『Jupiter』の旋律は22:46~)、昨夜442年ぶりの皆既月食中の惑星食!と話題になった「天王星」は第6楽章(動画では36:36~)に演奏されています。

『Gustav Holst: Die Planeten op. 32 mit Andrew Manze | NDR Radiophilharmonie』 NDR Klassik YouTubeチャンネルより

ブログの始めに天体の話題から、とこの『惑星(組曲)』をご紹介しましたが、実は"惑星"の題材は天文学ではなく占星術から着想を得ているそうです。ホルストはこの作品の構想にあたり、占星術における惑星とローマ神話の対応を研究したそうですよ。私達が音楽を演奏する上でも、自然や文化、芸術、様々な世界に触れることは豊かな表現を育む糧になります。自分が接した何かに対して得た知識や経験、それに付随する感情なども大切にしていきたいですね。

《現在、生徒さん募集中!》
canadiris(カナディリス)音楽教室は、横浜市神奈川区沢渡と東京都武蔵野市関前のスタジオでレッスンを行っているピアノ教室です。
小さなお子さんから初心者の大人の方まで幅広い年齢層を対象としています。「音楽が好き」「ピアノを弾けるようになりたい」「何か習い事をしてみたい」といった方、大歓迎です!

教室について、詳しくはホームページをご覧下さい。
https://canadiris-musicschool.com

《無料体験レッスン受付中》

お問い合わせ・レッスン空き状況確認はこちらへ
メールでのお問い合わせ等はこちらへ(canadirismusicschool@gmail.com)